ぱぱぱぱっぱ、ぱーぱーぱー♪
ぱぱぱぱっぱ、ぱーぱぱー♪♪
ぱぱぱぱっぱ、ぱーぱーぱー♪♪♪
ぱぱぱぱっぱ、けんきょ~らいおん♪♪♪♪
「陸上自衛隊では何を食べているのか?」
お疲れ様です、謙虚らいおんです。
今回は「質問来てません」けど「質問来てた(という想定)」で記事を書いております。
別にいいですよね?
質問来てなくても記事にしたって?
・・・読者様を煽っても仕方ありませんね、失礼しました💦。
で、今回の記事なんですが・・・
以前書きました「【雑談】知って得する自衛隊の小話 ~食事編~」の続き・・・といいますか「おまけ」みたいなものです。
気になる方は是非、過去の記事をご覧ください。
参考にさせていただいた動画は当ブログの常連「テイコウペンギン」様です。
いつもありがとうございます。(※参考にさせていただいた動画はこちら)
今回も今後自衛官を志している人や(自衛隊に)興味や関心がある人に少しでも役に立つ(かもしれない)内容となっておりますので、是非最後までご覧ください。
それではどうぞ。
駐屯地での食事
では早速本題。
陸上自衛官は基本的に普段(演習などを除き)は駐屯地の食堂で出してもらう料理を食べます。
ここで注意してもらいたいのが、全ての自衛官ではありません。
駐屯地の食堂で食事(喫食)するのは(大体)以下の人たちです。↓
・営内者(駐屯地で生活している人たち)
・(営外者などで)「喫食申請」をしている人
→他にも「転地訓練で部外(他の駐屯地)から来ている自衛官」や「予備自衛官」もこれに該当します。
・幹部自衛官
こんなところだと思います、私が知っている限りでは。
※他にもある、知っている人は是非メールください。加筆します。
で、食事において最重要事項・・・
それは何といっても味、つまり「おいしい」か「まずい」か・・・ですよね?
用意してもらっておいてこんなことを言うのはいけないことですが、言わせてもらいます。
駐屯地によって(おいしい・まずいといった)当たりハズレがあります。
基本的にハズレはありませんが、時には(駐屯地によっては)とんでもない食事が出されるところもあるのも事実です。
噓じゃありません、本当です。
もし嘘と思うのであれば、あなたの身の回りに(元も含め)自衛官の人がいれば聞いてみてください。(いなかったらごめんなさい🙇)
もれなく「うん、そうだよ」って言いますから😄。
これに関しましては大した問題はありません。
繰り返しになりますが、基本的に出してもらう食事にハズレはなく、朝昼晩3食美味しいごはんを用意してもらえますからね。
しかし、食堂の食事に文句を言う自衛官は多いです。
私からすれば「文句があるなら食うな💢」と言いたい。
ケンカを売っているわけじゃありません、ただの正論ですから。
駐屯地外(演習場など)での食事
先ほどまでは駐屯地(の食堂)で食事する場合の話です。
次の方が大事です。
駐屯地外・・・そう、演習場などでの食事です。
演習場などでの食事は(基本的に)以下の2種類です。
①炊事班が炊事車で作った食事
②レーション(携行食)
※自分で用意した「カ〇リーメ〇ト」なども食べることは可能です。
それぞれ個別に解説(説明)します。
炊事班が炊事車で作った食事
まずは①の「炊事班が炊事車で作った食事」からお話します。
「炊事班」とはその名の通り、(演習場などで)前線で戦闘訓練などを行っている隊員の食事を作ることを主の任務とする部隊(班)のことです。
いわば「後方支援部隊」です。
※全ての演習で「炊事班」がいるわけではありません。私が現職自衛官だった時は炊事班なしで「携行食のみ」だったことのほうが多かったです。
「炊事班って食事を作るだけだからラクそう」と思われがち・見られがちですが、やってみると地味に大変です。
食事を作るだけが炊事班の仕事じゃありません。(今回は割愛しますが、他にも仕事があります。)
一度でもやったら分かります、炊事班は地味に大変です。
なぜなら「水道」も「電気」も通っていない屋外で実施するからです。
水は専用のタンクで給水や運搬しなければなりませんし、電気は発電機などで立ち上げが必要になってきます。
普段の生活のようにボタン1つであれこれできる環境じゃありません。
だから大変なんです。
ですが、ここ最近できた自衛隊の炊事車は性能がかなり上がったらしく、扱い(操作)が簡単になっただけでなく、何より手入れ(掃除)が格段に楽になったそうです。
これってものすごくありがたいことなんですよ。
私も何回か(現職自衛官時代)炊事班にて訓練に参加したことありますけど、食事の準備よりも片付けのほうが何倍も大変でしたからね。
なぜなら(繰り返しになりますが)水道がないからです。
普段台所で洗い物する場合、蛇口をひねれば水が出てきますよね?
それが一般的だと思います。
しかし、演習場では水道がなく蛇口をひねれば水が出る状況ではありません。
毎回毎回水が入ったタンクから水を汲んできて洗い物をしなければならないので、非常に手間がかかります。
これが地味に体力を奪っていくんですよ。
ですが、これはちょっと(自分が)我慢すれば済む話です。
もっと大事なのは駐屯地で食事する場合と同じく、味です。
味!
こればっかりは個人の問題だけではすみません。
隊の士気(モチベーション)に直結します。
美味しければ何の問題もありません。
それどころか、それが当たり前(普通)と思っている自衛官も少なくありません。
とんでもない話ですが🤬。
食事がまずかった日には演習後に何を言われるか分かったもんじゃないですからね。
だから色々面倒なんですよ、炊事班って。
①の「炊事班が炊事車で作った食事」についてはこんなもんですかね。
レーション
続いて②の「レーション」です。
「『レーション』ってなーに?」という質問がありそうなので、超簡単にお答えします。
ザックリ言うと自衛隊版レトルト食品です。
※サバゲー好きな人は『ミリメシ』っていう人もいますが、自衛官で『ミリメシ』って言う人を私は見た事ありません。みんな『レーション』って言います。
これは以前の記事でも書いたと思いますが、レーションって温かければおいしく食べれます。
ですが、実際はそうはいきません。
演習場で訓練をしている自衛官は、冷めたレーションを食べなければなりません。
※事前にボイルしたレーションを食べるという意味です。さすがに(ボイルも)何もせずそのまま食べさせるということは自衛隊であってもありません・・・多分💦。
まぁ、これに関しては仕方ありませんよね。
だってレーションは(演習場で)訓練中にすぐに食べれる(食べる)ことを想定した携行食ですから。
温めてゆっくり食事をするためのものじゃありません。
演習中にそんな時間的余裕はありません。(演習中はみんなピリピリしてます😅)
で、そのレーションなんですけれども・・・。
物にもよりますが、冷めたレーションって基本的にマズいです。
これも(自衛隊に)用意してもらっておいて申し訳ないのですが、事実です。
だからレーションを食べたくないって人は各自「カ〇リーメ〇ト」とかすぐに食べられるものを用意してくる人も結構いました。
これについては私個人の意見ですが、良くないと思いましたね。
食物アレルギーとかあるなら話は別ですが、ただ「美味しくない」とか「マズい」といった理由で用意された食事を食べないのは人間としては別として、「自衛官としてどうなのかな」っていうのが私の考えです。
理由は災害派遣の時とか自衛官は自衛隊から用意されたものしか基本口にできないんですよ。
当たり前ですけど。
ちょっとコンビニに・・・なんてできるわけありませんから。
だから嫌いな物や苦手な物でも食べられる(食べる)訓練をするのも自衛官の仕事の1つじゃないかなと勝手に思っております。
まとめ
お疲れさまでした、いかがでしたか?
とまぁ、こんなところですかね。
陸上自衛官の食事事情って。
特別「豪華な食事」をとっているわけでもなければ、「修行僧のような食事」をしているわけでもありません。
(演習場などでの訓練を除き)いたって普通の食生活を送っております。
ですので自衛官に興味がある人で「自衛隊の食事」に関して変に警戒する必要はありません。
訓練や上下関係は厳しい(難しい・面倒くさい)かもしれませんが、食事に関しては心配することはほとんどないでしょう。
私は(確か)ありませんでしたから。
だから安心して自衛隊に入隊しちゃってくださいな♪
※ただし入隊は自己責任でっ!
今回はここまで。
おちまい!