お疲れ様です、謙虚らいおんです。
今回は自衛官になった(ことのある)人たちの「前職」ついて語っていきたいと思います。
ほとんどの方が「中学・高校・大学を卒業して入隊してきた新卒(学生)やろ?」と思うかもしれませんが、意外や意外そうではないのです。
いきなり答えを言って申し訳ありませんが、割合としては1番多いので「間違い」とは言えませんが、いろいろな経歴(経緯)で入隊して来た者が多いのが自衛隊です。
ここも自衛隊の面白い一面だと私は思っております。
自衛隊の規則(規定)は頻繁に変わる傾向にあり、私がいた時は27歳未満だった入隊(年齢)制限も今(2022年現在)は33歳未満になってますので、門戸は広くなっております。
私自身2度と入隊したくはありませんが、1度しかない人生、1度は経験しておいて損はないのも自衛隊(自衛官)です。
この記事を読んでくださっている若いあなた。
そう、そこのあなたです。
自衛隊に入隊を検討してこの記事を読んでいただけるならうれしいです。
Let’s Go 自衛隊!
それではどうぞ。
学生
一番多いのがここで、私もここでした。
私が現職だったころは「阪神淡路大震災」、ここ最近では「東日本大震災」での「復興支援にあたる自衛官に刺激され(かっこよくて)入隊しました」というのが多いです。
素晴らしい心掛け(心構え)です。
私とは違います。
尚、私が自衛隊に入隊した理由は以前述べたと思いますが再度言います。
若いうちにしかできない仕事であろうと思ったからです。
ですが、入隊の理由は何でもいいと思います。
マジメに働いていれば。
社会人
意外と少ないのが「前職:社会人」なんです。
意外でしょ?
でも本当です。
今はコロナの影響で若干ですが社会人経験者から自衛隊への入隊希望者が増えていると聞きますが、やっぱり好き好んで自衛隊に入りたいという人は少ないです。(広報官の皆さん、すいません💦)
ですので、(2022年現在)33歳未満で転職を考えている方は自衛隊は狙い目です。
どうぞご検討下さい。
話は少し逸れて(小話になって)申し訳ないのですが、私の同期で社会人上がりの自衛官がいるのですが、そいつの前職がなんと・・・
カレーの全国チェーン店コ〇イチの店長だった奴がいるんです。
店員じゃないですよ。
店長ですよ、店長。
ビックリしましたよ、新隊員の自己紹介の時ですけど。(班長たちも全員ビックリしてましたからね)
で、そのコ〇イチの元店長の同期曰くコ〇イチのメニューで絶対にやってはいけないメニュー(トッピング)があるというのです。
教えてもらいました😊
それが
シーフードカレーに納豆のトッピング
だそうです。(激マ〇だそうです)
ウソか本当か分かりませんが、私にはやる度胸はありません。
勇気がある方、自己責任で試してみてください。
フリーター
まず前もって言わせていただきたいのが、フリーターが悪いとは思いません。
働いてお金を稼いでいる以上、偉い・偉くないとは思いませんし言えません。
ですが、20代半ばでフリーターの人の心理や広報官からすれば狙い目の人材なんです。(悪意はありません)
フリーターで働いている方もいつまでもこのままじゃなく、そろそろ正社員(的な)立場で働いてみようかと思う年頃ですし、広報官の方たちからしても(自衛隊に)勧誘しやすいのですよ。
最近の言葉でいう「WINーWIN」の関係とでも言いましょうか・・・。
そんな感じです・・・はい。
暴走族あがり・DQN系
皆さんのご指摘、よく分かります。
この記事書いてます、私自身もよく分かっております。
「職業ちゃうやんけ!」・・・と。
ごもっともです。
ですけど理由があるんです。
ここは前述した「学生」かこの後の「無職」にあたるんじゃないかと思われがちですが、(ちょっと)違うんです。
よってここ(暴走族あがり・DQN系)は「特別枠」として見ていただければ話が進めやすく、分かりやすいと思います。
なぜ特別枠として設けたかと言うと、(自衛隊という組織の特性上)最も成功しやすい人種がこの「暴走族あがりやDQN系」の人間なんです。(もちろん例外はあります。)
なぜかはこの後すぐお答えさせていただきますが、成功しやすい反面「服務事故」いわゆる「刑事や民事事件」を起こしやすい人種でもありますので、諸刃の剣と言った人材になります。
話を戻しまして、なぜこの手の人間(暴走族あがり・DQN系)が自衛隊という組織で成功しやすいかと言いますと、
人を使うのが上手いからです。
これは他の公務員はもちろん、民間企業にも当てはまります。
理由は簡単、言われてみればその通りで、この手の人間は普通の人間と違って思いやり(優しさ)に欠けている部分が大きいのです。
どういうことかと言うと、普通の人間や優しい人間は「人を使うことに慣れていない」または「抵抗がある」のです。(≒気遣い人間だからです)
これに対しDQN系の人間はと言うと、「面倒くさいことは(全て)他人にやらせる」傾向にあります。
察しの良い方は、もうお分かりですね。
そう、繰り返しになりますが人を使う(利用する)のに慣れているからです。
良くも悪くもDQN系の人間は人を使うのが上手いのです。
今の日本社会、
人を使うのが上手い≒リーダーシップがある
と見てもらえます。
これは思いのほか、大きなステータス(メリット)となります。
ですので、DQN系の人間は自衛官に向いていると言えます。(良い、悪いは別です)
引きこもり・ニート(無職)
これまた職業とは違いますが、理由があります。(理由は後ほど)
私が現職だったころも一定数いました。(新隊員10~20名に1人くらいの割合だった記憶があります、結構多いです。)
そして自衛隊の名誉を傷つけてしまう可能性があるので、先に謝罪させていただきます。
申し訳ありません。
失礼ながら今、自衛隊に入隊してくる人の割合で急上昇しているのが、ここ(引きこもり・ニート)なんです。
これにはちゃんと理由があります。
これまた失礼な話なんですが、自衛隊は公務員で魅力的な立場ではあるのですが、圧倒的に不人気職種なのです。
あっ、知ってましたか?
それは失礼しました。
で・・・
そうなると人を集めるのに(自衛隊の広報官にとって)都合の良い人材なんですよ。
引きこもりやニートという存在は・・・。
ですけど、現職(現場)の自衛官からすれば迷惑極まりないらしいです。(私の後輩 談)
理由は納得で「(全く)気が利かない(動かない)」からです。
まぁ、当然ですよね。
前職(?)が「引きこもり」か「ニート」なんですから・・・。
まとめ
お疲れさまでした、いかがでしたか?
自衛隊と言う職業、そして組織に対して少しは誤解・警戒感が解かれた(薄れた)のではないでしょうか?
お堅い・堅苦しいイメージのある自衛隊ですが、実はそこまでなんです。(もちろん「規則」は厳しいですが・・・。)
自衛隊に就職(転職)をお考えの皆さん、是非ご検討下さい。
他の公務員に比べ定年は(少し)早いですが、仕事のやりがい、そして福利厚生(退職金)は充実しておりますのでオススメの職業です。(ゲスくてすいません)
皆さんの(自衛隊への)ご入隊、心よりお待ち申し上げております。
今回はここまで。
おちまい!