お疲れ様です、謙虚らいおんです。
自衛隊に入隊した新隊員の皆さん。
入隊して早1週間から10日ほど経とうかと思いますが、いかがお過ごしでしょうか?
既に自衛隊生活に馴染めずに退職してしまった同期もいるはずです。
私の時もいました。
私の先輩の時には半日で帰った(退職した)奴もいたそうです。
「・・・何しにきたんや💢?」って奴、毎年います。
絶対います。
ですが早期退職した人全員が「根性なし」や「冷やかし入隊」というわけではありません。
まじめな人間でも体育会系でバリバリやってきた人間でも、何か1つ合わないだけで心が病んでしまい退職していった人間もいますから。
※これは「フォロー」ではなく「事実を伝えているだけ」です。
私のように太々しく、根性も性格も悪い自衛官向けの性格した人は稀なんです。(←これ自慢です😜)
まぁ、それは置いといて・・・。
(陸上)自衛隊の新人教育は「前期」と「後期」にわかれており、3ヶ月・3ヶ月の合計6ヶ月あります。
短いようでそこそこありますよ、6ヶ月(半年)って。
この期間を「どう過ごすか」、「どう乗り切るか」でその後の自衛官生活は大きく変わります。
マジで変わります。
盛ってません。
マジで変わります。(語彙力なくてすいません😭)
そこで今回は自衛隊の新隊員教育隊の期間を上手に乗り切れる(かもしれない)方法を3つお伝えしたいと思います。
自衛隊を退職して10年近く経って今更先輩ヅラして偉そうにいうのもあれですが、僅かですけど「参考」程度にはなると思いますので、よかったら見てやってください。
それではどうぞ。
バカになれ!
今回の記事の中で最重要かもしれない内容がここです。
バカになれ!
です。
ただ勘違いしてもらっては困るので、説明する必要はないのですがあえてします。
「バカになれ」っていうのはなにも「ハナクソを喰ったり」とか「鼻水を垂れ流しながら走り回ったり」とか「奇声を発しながら騒ぎ倒したり」とか「ウ〇コ💩をして流さない」とか、まして「いけないク〇リをやる」とかでは断じてありません。
尚、上記の人間・・・嘘だと思われるかもしれませんが、私の同期にいました。
1つじゃありません、全部です。
全部。
自衛隊ってビックリ人間も結構多いんです🤪。
話を戻します。
ここでいう「バカになれ」というのは「自衛隊という(良くも悪くも)特殊な環境を楽しむ」ということです。
理不尽な指導(暴力)もキツイ体力錬成(トレーニング)も学生時代、体育会系の部活に所属していた人ならいざ知らず・・・
それ以外の方は自衛隊入隊前には経験したことないこと目白押しです。
そんな状況も楽しむという、ちょっとMっ気があると思われるかもしれませんが、これも自衛隊の楽しみというか醍醐味の1つなんじゃないかなと思います。
もちろん、たまには「教官・助教をぶっ〇してやりたい💢」と思うこともありますけど、それもまた「楽しみ」として割り切りましょう。
乗り切ったら、後々同期と笑い話になります。
私も辛かった訓練・指導も今となっては「いい思い出」です。(本当です)
大丈夫、慣れますから。
私のような単純・単細胞な人間でも乗り切れたんです。
ふつーーーの性格、ふつーーーのメンタルの人間なら余裕です。
時間が経つのをじっと待つ
虚しいかもしれませんが、これも1つの手です。
こんなこと言っていいのか分かりませんが、自衛隊は良くも悪くも公務員です。
ほんの一部の例外を除き(ここでは取り挙げませんが)時間が解決してくれることがほとんどです。
私の自衛官生活(4年間)の経験では9割がそれに当てはまります。
時間が経てばある程度ツラく厳しい訓練や指導は終わります。
時間が解決してくれるんです。
それで給料は貰えます。
ですが民間の企業は時間が解決してくれることはぼぼありません。
「売上」や「ノルマ」などを達成してようやく終わりですから。
じゃないと給料はくれませんよ。
「自衛隊」と「民間企業」両方経験している私の意見ですので、ある程度は信憑性があると思ってください。
嫌なことを散々言っていますが、本当のことです。
私、嘘はつかないようにしていますので。(「信用」と「名誉」に関わりますから)
何でもいいから楽しみを見つける
「バカになれ」と同じくらい大切なのがこの「何でもいいから楽しみを見つける」ですね。
自衛隊というのはこれまた良くも悪くも「閉鎖された空間」なんですよ。
しかも新人自衛官は(緊急時など以外は)平日は外出できません。
※中隊配属後の一般隊員でも(営外者を除き)キチンと手続きをしないと外出はできません。
言い方は悪いですが駐屯地(基地)に閉じ込められている状態です。
そんな中で上手にやっていくにはやっぱり自分で楽しみを見つけるしかないんですね。
楽しみ方は何だっていいんです。(規則違反や犯罪じゃなければ!)
食堂の食事が美味しければ、それを楽しみにするのもよし。
課業後のお菓子を楽しみにするのもよし。
自衛官はゲーム好きが多いのでゲーム機とソフト買って、休みの日はひたすらやりまくればいいですし。
私の場合は週末の休日、外出日を楽しみに生活していましたね。
これがほとんどだったと思いますよ、新人自衛官の場合。
だって平日(基本)どこにも行けないんですから😭。
例えば今はもうやっていないのですが、週末外出した時のパチンコ・パチスロを楽しみにしていましたね。
それ以外には、私はお酒は飲みませんが外食が大好きなので同期と一緒に焼肉やらカレーやら寿司やらガッツリ系の飯屋に行ってドカ食いしてましたね。
※新隊員の教育期間中は(原則)禁酒です、忘れずに。
ただし、注意することが1つあります。
もちろん、やることやってから遊ぶこと。
洗濯とか靴磨きとか(戦闘服の)アイロン掛けとか・・・
やることやらないで休日とはいえ遊んでいたら後でどうなるか・・・
言わなくても分かりますね😱
やることしっかりやってから、たっぷり遊びましょう。
それが「大人」ってもんです。
まとめ
お疲れさまでした、いかがでしたか?
自衛隊の新隊員教育期間を上手に乗り切れそうな内容はありましたでしょうか?
1つでもあったのなら幸いです。
心のよりどころにしてください。
「そんなもんなくても余裕っ!」という声があれば心強い。
自衛隊の未来は安心・安泰です。
ただ記事冒頭でも言いましたように、自衛隊に入ってくる人が皆が皆、私のように太々しく・根性も性格も悪い(自衛官向きの)性格した人間ばかりではありません。(笑)
むしろそのような人間はハッキリ言って少数です。
我慢は必要ですが無理はいけません。(←これ超大事です。)
自衛官だけが職業ではありませんし、人生でもありません。
他に道はいっぱいあります。
でもできるだけ・・・自衛隊で頑張ってみてください。
後輩が頑張っているのは見ていてうれしいですし、気分がいいですから。
期待しています。
もう1度言います。
無理はせず、頑張ってください。
今回はここまで。
おちまい!