お疲れ様です、謙虚らいおんです。
今回のお題は「ギャンブル依存症」について語りたいと思います。
私のとんでもないクズエピソードで申し訳ありませんが、我慢してください。
以前、ユニオンでの活動を記事にしたとき、私には借金がたくさんあったという話をした記憶があります。(多分しました)
その借金の原因がギャンブル(パチスロ)だったんです。
しかも大学生の時ですよ?
嘘をついて消費者金融から借りまくってたんです。
今自分自身振り返っても考えられません。
本当にもう救いのないクズ人間でした、当時の私は。
開けても暮れてもパチスロのことを考え、大学を休み・バイトを休み、パチンコ屋に入り浸っていました。
そんな生活を繰り返し、20前半にして気づけばあっという間に200万円近くの借金が・・・。
「人生\(^o^)/オワタ」状態でした。
そんな救いのないギャンブル依存症だった私ですが、30前半で無事完済でき今ではパチスロを含めたギャンブルは一切やっていません。(本当です)
むしろ「やりたくない」「めんどくさい」というのが本音です。
そこで今回、日本中でギャンブル依存症に苦しむ方の救済になればと思いこの記事を書かせていただくことになりました。
タイトルにもある通り、この方法でダメなら正直改善の余地なし、つまり「詰み」と思っていただいて差し支えないと思いますので、心して見てください。
それではどうぞ。
パチスロを始めた理由
始めたきっかけはよくある「友人に誘われたから」で、大学近くにあるパチンコ屋に行ったのがことの始まりでした。
当時は4号機全盛で知っている人は知っている「パチスロ北斗の拳」が大流行していて、私もそれにのめりこんだ1人でした。
ここまでならよくある話で、バイト代をスロットに使い果たすバカで済んだ話なんですが、私はそのはるか上を行く大バカ者でした。
攻略法に手を出す
負けが込んでいてイラついていた時、コンビニでパチンコ雑誌で「攻略法」の記事を見たんですよ。
それをわざわざ借金して購入してしまったんです。
この時点でバカ丸出しです。
先に言っておきます。
パチンコ・パチスロに攻略法なんて(ほぼ)100%ありません。
あっても瞬時に対策されて終わりです、皆さん絶対騙されないでくださいね。
話をもとに戻します。
ただ騙されて借金しただけならその分のお金を返せば済んだ話なんですが、バカな私はそれで終わらなかったのです。
攻略法が使えなくてもパチンコ屋に通い詰めたんです。(完全に脳がやられてました)
お金がないのに、借金しているのにです。
察しがいい方はもうわかると思いますが、さらに借金を重ねたのです。
一度借金してしまったことにより再度借金することに抵抗・躊躇することがなくなってしまったことです。
そして借金地獄へ
この時、ありとあらゆる消費者金融からお金を借りてました。
先にも述べましたが積もり積もって借金総額約200万円。
しかも今と違って利息がもっと高かった時期だったので、毎月のバイト代はほぼ利息代で消えて行ってましたね。
自分が悪いとはいえ地獄でしたね。
当たり前ですけど誰にも相談できませんから。
それにもかかわらず、こんな状態になってもまだパチンコ屋に通っていました。(もちろん借金で・・・)
ハッキリ言って人間やめている状態でした。(むしろ「人間やめろ」状態ですね・・・)
ですがこんな状態でも唯一の救いは無事大学は卒業できたという点でしたね。
理由はスロットにのめり込む前に卒業に必要な単位は取得していただけなんですがね。
その後社会人になるのですが、スロット依存症は全く改善しませんでしたね。
社会人になっても変わらない・治らない
無事(?)大学を卒業させてもらって社会人(自衛官)になったのですが、スロット依存症は全く持って治っていませんでした。
自衛官は全寮制(みたいなもので)自由に外出できないからパチンコ屋に行けなくていいと思う方もいると思います。
実際その通りなんですが、一つデメリットがあります。
それは借金を返しにいけないことです。
今みたいにネットで手続きなんてない時代で、ATMで入金・返済という流れだったのでいつ上官にばれないかいつもビクビクしていましたね。
情けない話です、自業自得とはいえ・・・。
反省しているように見えますが、当時の私は全く反省していませんでした。
休日で外出できる日はほぼ全てパチンコ屋に行ってました。
親への仕送り毎月3万円やケータイ・保険代を除き、毎月の給料・ボーナス挙句の果てには自衛官退職時にもらえる任期満了金もほぼ全てスロットに使ってしまい、貯金はゼロでした。
借金はほとんど減っていませんでした。
終わってます、人間として・・・。
自衛官退職後に就職した一般企業にてとある役員(経営者)とケンカしてクビになった時は、正直本当に人生詰んだと思いましたよ。(そのときの話はこちらをご覧ください)
当たり前ですけど、借金があるくせに仕事なし・収入無し・貯金なしのクソゴミ人間でしたからね。
ですが、これが大きな転機でしたね。
これがなければ高確率で自己破産していた可能性大です。
まぁ、この時の経験が今の「世の中金」としつこいくらい言い放っている私の原点なのかもしれませんが・・・。
本題:ギャンブル依存症から抜け出す方法は「〇〇」です
前置きが長くなって申し訳ありません。
ここまで読んでくださった方なら私が救いのない重度のギャンブル依存症(スロッカス)であったことがご理解いただけたと思います。
では、なぜギャンブル依存症を克服できたか?
私の答えですが、ギャンブル依存症の克服は「過労」しかないと思います。
前の会社をクビになったあと今の超絶ブラック企業にて働いているのですが、体が疲れ果てて他の事(スロット)をやる気力が全くなくなったんですよ。
家に帰って風呂に入ってメシ食って寝るだけ。
休日は疲れをとるため、寝る。
これだけで気がついたらパチンコ屋には一切行かなくなりましたし、やりたいとも思わなくなりました。(疑わしいと思いますが、本当の話です。)
クリニックで医師の下での治療・カウンセリングなどが効果的と巷では言われますが、成功率は低いと思います。(ゼロではないのでそこは誤解しないでくださいね)
なぜなら自分の意志ではないからです。
こういったところは基本的に本人の意思ではなく、家族が無理やり連れていくところだと私は思っています。(偏見ですいません)
他人という言い方は失礼ですが、自分の意志じゃないのにパチンカス・スロッカスは治りません。
止めろと言われて止めるなら誰も依存症になりません。(私の自己弁護みたいになって気分を害された方、申し訳ないですが事実です)
ですので、ブラック企業の存在および(ブラック企業にて)働くことは大反対ですが、こと「ギャンブル依存症の克服」するという観点では最も有力な方法と私は断言します。
よってギャンブル依存症を本気で克服したい方は、自分自身への戒めの意味をこめてブラック企業で働くことを強く強くオススメします。(今勤めている会社に対して感謝している部分はココです)
まとめ
お疲れ様でした、いかがでしたか?
パチンコ・スロットを含めたギャンブルを全くやるなとは言いません。
ここまで散々否定してきましたが、「娯楽」の範囲ならOKと思います。
ですが、ギャンブルって制御が極めて難しいんですよ。
ですので私はあえて全否定の形を取らせていただきました。
思い出したくもありませんが、10数年以上にもおよぶ時間とお金の無駄遣い・・・
自分のことなのに今思い出しても寒気がします。
この記事を見てくれている皆様、どうか私のような過ちは決して犯さないでください。
お付き合いいただきありがとうございました。
今回はここまで。
おちまい!